小林司・萩原洋子 ¥2,940 発行所=白水社 ISBN:978-4560067680 212ページ 2006(改訂新版)
「4時間」という少々大げさとも思えるようなタイトルの理由は、英語を利用してエスペラントを覚えようという独特の方法を取っているため。ただしいちいち「英語はこうだがエスペラントはこうだ」というわけではなく、あくまで日本語の文法説明、エスペラントの例文、その日本語訳の横に同じ意味の英文を並べるという形である。私(Tok)が思うに英語を理解している人にはこの方が馴染みやすいだろう。逆に英語に苦手意識のある人や、英語と一文字ずつ比べてあれが違うこれが違うと気になる人には不向きとも思われる。これは著者が「ゲリラ戦法」と呼んでいることから承知してのことだろう。
実はこの本は212ページとは思えないほど内容が多い。各ページは少ないものの、「ニューエクスプレスエスペラント語」を思わせるような基本会話例集、世界の文学のエスペラント訳に原書も載せていたり、イラスト単語集には日本語、エスペラント、英語、フランス語、ドイツ語の5ヶ国語を並べていたりとさまざまな工夫が見られる。改訂でCDもついた。
また、通常の語学学習にはあまり触れられていないエスペラントの歴史(世界、日本とも)や国際語の必要性、コラムでは実用面なとも書かれている上に、学習のコツにまで筆が及んでいることから、単なる「エスペラント語の語学学習書」以上の価値があるだろう。(Tok)
L.L.ザメンホフ、水野義明 ¥1,575 発行所=新泉社 ISBN:4787797115 330ページ 1997
内容:
ザメンホフの論文集の日本語訳です。
E kaj E
homaranisimo
Antauparolo
Paroladoj
Deveno de Esperanto
等
おすすめは、E kaj Eの日本語訳。
エスペランティストのみならず国際語思想に興味有る方に。(TH)
三宅史平 ¥3,990 発行所=大学書林 ISBN:447500036X 519ページ 2000(初版1965)
エスペラントは接頭辞・接尾辞や他の語根と組み合わせて単語を作っていけますが、主な合成語は合成した形のまま引けるので初心者にも簡単に扱えます。また、用例も多くお勧めです。(Tok)
安達信明 ¥2,625 発行所=白水社 ISBN:978-4-560-06793-2 152ページ 2008(改訂新版)
CDつきで全20課。ひとつの課が短くまとまっているので、独習でも飽きないでしょう。また例文が口語調なので、堅苦しい文法解説が苦手な方には実践的な文章を暗記するのもひとつの手です。前半の例文には読み仮名が振ってあるのでとっつき易いと思います。載っている例文が少ないのでこの本をテキストにして一通り終わらせた後は、参考書の類を入手されて文法的に補強するのがよいと思います。(Tok)
オンラインショッピングで簡単に買えるのは便利ですが、残念ながらエスペラント関係の本は扱いが少ないです。在庫が無い時には(財)日本エスペラント学会( 東京都新宿区)や関西エスペラント連盟(大阪府豊中市)が在庫を持っているので直接問合せてみると早く入手できます。一緒にお勧めの教材なども尋ねてみると良いでしょう。